年間表彰(2)
2020/12/26
♦MVP♦ 味村ツヨシ
巧みな技巧と精密さから”ハイテク”と称される味村が2020年の最優秀賞。
クローゼットの大きさをサイズダウンさせるなど、世界にサプライズを与え続けた。
トロフィーを受け取りながら涙を浮かべていた味村に、インタビュアーがそれについて触れると、
「あなたにもそう見えましたか、、、。最も優れたこの賞を誇りに思う。私にとって今日は特別な夜になり、明日はまた別の日だ」
とコメントして今年を締めくくっている。
♦技能賞♦ ”神童”木村けんじ
2年連続MVPも確実視されていた木村けんじだったが、それでも手堅く技能賞を手にした。
自らを鋼の肉体と呼ぶなど、67歳にして未だ衰え知らず。
そして、併せ持つ♦卓越したテクニックにエクスキューズをつけるものはおらず、年間最高シーンとのダブル受賞を決めた。
「すこしバケーションをとる。そして来年も私を思いきり表現していきたい。もちろん、ファンの為にだ」
と言う木村の、激流のような奥深さ。未だに源泉は見つからない。
♦新鋭賞♦ 竹本”ワンタイム”まもる
2020年後半、彗星のごとく現れた竹本マモルは、宮内圏内のローカルヒーローから脱皮。一気に全世界から注目の的となった。
奥さんを一言で口説き落としたことから、ついた異名はワンタイム(一撃必殺)。
抜群の存在感で新人王となった竹本は「妻と子供たち、そして神に感謝したい」と語る。
本職は塗装だが、今年はその実力を披露したことは一度だけ。来年こそが勝負の年になる。